インターン・エクスターンの声 Bさん

ベンチャー法務の最前線と未来を体験

Bさん

インターンシップに応募しようと思った理由は?

興味を持ったのは、力を入れている業務分野がIPO、M&Aだったこと、及び、東証上場審査部の第一号弁護士の方が代表をしていることです。私は、自身のアルバイトにおける待遇に疑問を抱いたことがきっかけで労働者保護に興味をもち、経営者の方との交流を通して法律の知識の少ない経営者側にも苦悩があることを知ったことがきっかけで企業法務全般に興味を持ちました。そして、2021年3月に別の法律事務所にエクスターンシップに行き、企業法務を経験させていただきました。エクスターンシップでは、内紛の解決や広告のリーガルチェック、契約書の修正業務をさせていただきましたが、IPOやM&Aに関する業務は経験することが叶いませんでした。そのため、IPOやM&Aに関する業務が具体的にどのようなものかわかっておりません。そこで、IPO支援やM&A業務を中心に行っているCrossOver法律事務所で経験を積み、具体的な業務内容を把握したと思いました。また、一般企業法務とスタートアップ企業のサポート業務は異なる知識が必要だと思うので、自らの適性を把握し、将来的に事務所で私が弁護士として働くことに適している人材なのかを知るという意味でも事務所の業務に興味があります。

また、私は、企業と法律の繋がりを勉強するために、2019年12月から株式投資をしています。その中で数多くのIPO、M&Aを見てきました。IPO、M&Aは多くの投資家の注目を集めますが、失敗する例や中止になる例も度々拝見します。そのような中で、弁護士はどのような関わり合いを持ち、合法的に成功に導くのかにとても興味があります。もっとも、そのようなことは株式投資をしているだけでは学べません。そこで、第一号弁護士の方を中心として事務所がどのような業務を行っているかにつきに関心を持ちました。

加えて、IPOではVCのかかわりもとても重要になってくるので、サマーインターンにおいてベンチャーキャピタリストの方等とディスカッションの機会があるということもとても魅力的でした。

インターンシップに参加してどうでしたか?

多くの普段会うことのできない方々(VCの方、インハウスの方など)とお会いする機会はとても貴重でした。課題が1つということで、焦ることなく多角的に検討する機会を得られて良かったです。

先生方に時間をさいて丁寧にご指導いただき、大変印象に残る3日間となりました。ベンチャー法務に関わっていきたいという気持ちが強くなりましたし、それにしばられず視野を広くして様々な選択肢の中からベストを選らずことの大切さも学ぶことができました。

初日に尾下先生からお伺いした事務所の目指しているところ(理念)に関するお話は、とても的をついたご指摘で印象に残っております。弁護士として働くようになったら、与えたれる仕事をやる人間ではなく、企業・経営者によりそって、その方々のために何をしてあげることがベストかということを常に考え仕事するようにしたいです。

特に印象に残っているプログラムは?

インハウスの方との対談

私は今まで大手企業(上場企業)のインハウスのことしか知らず、できる業務が制限される点でインハウスにマイナスイメージを持っていましたが、対談を通じていいイメージに変わりました。ベンチャーのインハウスだからこそ学べることがあるし、1人の社員として貢献できることがあるということを知ることができて大変勉強になりました。

将来携わりたい仕事は?

一般企業法務、IPO、M&A

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