2025年度 インターン・エクスターンの声 19
生成AIが急速に発達している現代社会において、弁護士としてどのようにバリューを出せるのかということを深く考える契機となりました。
#他のインターンとは一線を画したプログラム
#真のissueを探る姿勢
#弁護士像を見つめ直す機会
インターンに参加してどうでしたか?
IPOに強みを持った法律事務所というのが珍しいと感じ、貴所に興味を持ちました。また、インターン・エクスターンに過去に参加された方のお話をホームページで拝見し、他の法律事務所のインターンシップとは一線を画したプログラム内容に興味をそそられました。貴所のインターンシップを通じて、企業法務について理解するとともに、弁護士を取り巻くさまざまなステークホルダーについての知見を身につけ、弁護士としてのキャリアを考えようと思いました。
インターンシップ参加者に、自分に合った弁護士像を探して欲しいということで、貴所のインターンシップには、スタートアップの社長さんとのランチ会、インハウス弁護士の方との朝食会、課題への取り組み、実務の体験、若手弁護士の方々との昼食会、貴所所属の弁護士の方とのBBQなどあらゆる種類のプログラムがあり、様々な経験を積むことができました。企業法務弁護士を取り巻く、様々な立場の方々に質問をし、実際にお話を聞くことで、多様な視点から弁護士として何が求められているか知ることができました。
課題では、依頼者の課題に弁護士が向き合うことは実際には何なのかを考えさせられる貴重な機会となりました。自分が弁護士であるならどう取り組むかを思案する過程がとても刺激的でした。
貴所では、企業の経営者から依頼を受けたときに、真のissueは何なのかを依頼者と共に探り、いかに当事者目線で課題に取り組んでいけるのかということにスポットを当てています。その姿勢がインターンシップの個々のプログラム・課題の中で何度もそれを感じられ、事務所の理念が全体として共有されているところに感心させられました。 既存の弁護士業界に疑問を投げかける貴所の姿勢が、弁護士とは何かについて考える上で学びとなりました。また、生成AIの使いこなし方で議論を終わらせず、弁護士という存在がどうなっていくのかということについて事務所全体として活発に議論されていらっしゃいました。生成AIが急速に発達している現代社会において、弁護士としてどのようにバリューを出せるのかということを深く考える契機となりました。
これまでは主に関心分野や自分に向いている分野に焦点を当てて就職活動を考えておりました。しかし、今回のインターンの構成を通じ、「どのような弁護士でありたいか」を自分自身で見つめ直す必要性を痛感しました。分野選択にとどまらず、自らのキャリアビジョンそのものを再考する大変貴重な機会となりました。
特に印象に残っているプログラムは?
事務所設立の理念と長期的視点でのリーガルサービスへの理解
特に、初日の事務所設立にかける思いについてお話をしていただいたセッションに感銘を受けております。IPOに強みを持っているということが、事務所としての単なる得意領域に留まらず、経営者にとって強い関心事項であることから、弁護士として、長期に渡って依頼者と共に取り組むことができることであることを理解しました。時間軸を長く捉え、issue度の高いことに取り組むということが、IPOに限らず、事務所としてのリーガルサービスの中核として捉えられていることが、その後のプログラム・課題でも所属弁護士の方々のお話から顕れていて、インターンシップ全体として、事務所について理解する上で、大切なセッションでした。
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