インターン・エクスターンの声 Cさん

リーガルマインドや法的思考方法を再考する最高の機会

Cさん

エクスターンに参加してどうでしたか?

最も良かった点は、自分が興味のある分野について、実際に事務所で弁護士の先生方がどのように活動しているのかを肌で感じることができたことです。このような経験はロースクールでの座学では決して得られず、まさに百聞は一見に如かずであると思いました。また、エクスターンに伺ったことにより私の考えていたキャリア計画を見直さなければならないことを痛感しました。

課題は、ロースクールでの日頃の学習のような文献等を多少調べれば解答が導ける又は判例等からの射程の問題として捉えられるものでなかったため、リサーチ能力の重要性とその能力の現時点での欠如を痛感した5日間でした。そのため、法律も追いついておらず、判例もない分野を先駆者として一定の論理性をもって答を導くには法(条文)の趣旨や確実なリーガルマインドを備えていることの不可欠性を強く意識し、当面の計画として日頃の勉強をしていかなければならないことを学びました。

また、エクスターン全体を通じ、事務所がどのような経緯や目的をもって設立されたのかといった点や尾下先生のキャリア計画、付加価値の考え方は非常に勉強になりました。ロースクールでの実務家の先生方との会話ではそのようなお話を伺う機会は少ないため、とても新鮮でした。さらに、事務所内での先生方の依頼事件の意見交換をしている光景を見ることができ、弁護士の先生方のコミュニケーションやどのような点に問題意識をもって行うのかを観察することができました。今回のインターンシップは、企業法務のうちでもCrossOver法律事務所のような分野等を人生プランとして考えている私としては非常に密が濃く、貴重な5日間であり、私にとっての人生の重要なターニングポイントになると思います。

特に印象に残っているプログラムは?

2回にわたる外部訪問

訪問を通じて、私が当初考えていたキャリア計画は実務ではかなり難しく、ではどこに弁護士が活躍できる場面があるのかを実際の社長のお話を直接に聞くことで実務の肌感覚を学ぶことができました。同時に実務で求められる法律家の立ち位置を知ることができました。

PEファンドの理解が深まったことのみならず、ロースクール終了後のキャリア形成としての多様性を学ぶことができました。また、法律とは異なる角度からの勉強であったことや扱う内容自体が非常に高度であった点に難しさを感じる場面もありましたが、如何に利益を生み出すか等を自分の頭で考えることがやはり重要なのだと改めて感じました。

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